若者の親孝行と就職難


 昔は誰でも学校を卒業すれば就職をして親孝行をするのが社会規範として確かに有った時代でしたが最近は親孝行をしたくても就職が出来ないという大変な時代になっております。就業機会のチャンスが減れる離職率も当然減少するではと考えるのが普通なのですが若年層の中途的離職率は増加傾向にあるのはなぜであろうか。

 

 その答えは例えば、不況の時には企業が新規学卒者の求人を減少させます。それにより学卒者は自分の希望通りの仕事を得られないので就職率が低くなります。運悪くたまたま不況期に学校を卒業した「世代」は希望外の仕事に就く人が多くなります。

 

 そうしますと彼ら若者は不満を抱えているので寸刻の将来離職する可能性が高まります。離職率が上昇しデフレの長期的な不況下では、労働需要が回復する見込みは有りません。それなのに若者の離職率が上昇するのは、実は希望先就業でなかったので結局は離職をし失業者が増えることになるのです。

 

 仕事が無いから今の仕事を我慢をしながら継続をしているのであれば失業率は少ないのですが不本意な就職には耐えられないとか妥協できない若者も沢山いるようです。今はフリーターでも実際には20代も後半になれば8割近くは正社員になりたいと思っているのが本音ではないかと思います。

 

 フリーターやアルバイトは短期的な就業形態であり企業側も定着性を求めてはいませんので結局はフリーターが増加すれば離職率や失業率は上昇するという悪循環が止まないことになると思いますので労働需要の低迷と非正社員化の傾向は、あまりにも「目標外就業」になってしまったことが、若年の雇用問題の根幹であると思われます。

 

 若者の本音としては7〜8割以上の人は就業意欲がありのですから、こればかりはダイナミックな政治と経済の両輪で解決するしかありませんね。



TOP おすすめ就職サイト 就職活動対策 資格ガイド 就職・転職の疑問解決