高卒の求人数が限定的に増加

高卒の求人数が限定的に増加


 来春高校を卒業する予定の高卒者への求人数が前年同期比で42%増加、というニュースのタイトルを見て、大卒よりも求人数が圧倒的に多い!とごく単純に考えてしまいましたが、実際はこの数値、5日間のみというカラクリがありました。

 

 高校卒業予定者に対する求人の申し込みは、例年6月20日に受付が開始されるそうですが、求人数が前年と比較して42%増加したのは、受付開始から5日間の間に求人申し込みが行われた分だけだそうです。そして、求人数の増加というのも、ハローワークやジョブサポーターが企業側に早期提出を働きかけた結果だというのですから、単なる前倒しの数字に過ぎないんですよね。

 

 実際、高卒の内定数は18%も減少しているという結果も出ているようですから、特に高卒者の就職率がアップしたということではありません。もちろん、高卒者の就職率や求人数には地域差があって、多少の増加が見られた地域もあれば、求人数が数パーセント落ち込んだ地域もあるようです。例えば、東日本では大震災からの復興需要で建設業関連の求人が増えているそうですが、これは地域が限定されているため、全国的なものではないですよね。全体的に求人数の増加が見られるのは、医療や福祉、介護関係だそうです。そう言えば、大手企業による介護業界への新規参入がニュースになっていましたから、その影響もあるのかも知れませんね。

 

 相変わらず冷え込みが厳しいのが、製造業や輸出関連の業種だそうです。不景気の上に円高とくれば、これらの産業がダメージを受けてしまうのは当然ですが、大手企業の大胆な人員削減などを見ていると、日本の製造業の未来はどんよりとした曇り空に覆いつくされているような気がします。

 

ニュース元URL
http://resemom.jp/article/2012/07/12/8666.html



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