青森県、高卒者の就職内定率が回復


 この数年、高校生の就職内定率は全国的に軒並み下がっています。これは高卒者を多く受け入れる工場が海外へ移転するなど産業の空洞化が原因だと見られています。

 

 そんな中、青森県内の新規高卒者の就職内定率は2月末現在で89・2%となり昨年同月比よりも4.8ポイント増加となりました。求人倍率も1.25倍と好調です。理由としては製造業だけでなく、多種多様な幅広い業種からの求人が出たことと、景気の先行きに明るい兆しが見えたため、いままで採用を控え従業員の平均年齢が上がってしまった企業が、従業員の若返りのために高卒者を求人したことが要因と言えます。

 

 今春の就職内定率は、まだリーマンショック前になる1997年の90・8%には戻っていませんが、15年ぶりの高水準となりました。このまま景気が回復すれば来春にはリーマンショック前に戻るかもしれません。

 

 この就職内定率を上げるために青森県では、高校生向けの「就職ハンドブック」をさくせいしたり、企業見学会を開催したり、「インターシップ受け入れ企業」の開拓、県内事業所に求人提出や採用活動の早期取り組をお願いする「求人開拓ローラー作戦」などを展開しました。これらの地道な努力が実を結んだと言えるでしょう。

 

 日本の将来を支える若い人たちが働くチャンスを得るというのは、停滞気味の日本経済界にとても重要なことだと思います。彼らが長い社会人時代にキャリアを積んで日本を引っ張ってくれる人材に育つことを願うばかりです。



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