高卒での就職は稼げない?

高卒で就職すると、稼ぐことができない、給料が低い、と親から言われています。これは本当なのでしょうか?

 

 

 統計上では、高卒者の方が稼ぎが少ないということが明らかになっています。2007年の厚労省の統計では、大卒者の生涯賃金は3億円となっています。これに対して、高卒者の生涯賃金は2億3000万円(双方とも男性の場合)。

 

 大学に通うのにお金がかかるのも事実ですが、その分賃金が大きくなるので、教育投資に対する効果は十分にあるといわれているのです。

 

 ただ、この統計は、終身雇用・年功序列を前提としています。2007年から現在まで、労働情勢は大きく変わってきています。大学を卒業しても、就職することができず、ニートやフリーターになってしまうケースも少なくはありません。大学を途中でやめてしまうと、高卒と同じ扱いになってしまいます。このようなリスクがあるのも事実です。

 

 下手な大学に行くよりも、高卒段階で就職した方がよい。このような傾向は、近年ますます強まってきています。

 

 大卒だから・高卒だから、という比較は近年ではあまり有効な分析方法ではなくなってきているのかもしれません。高卒だから稼ぐことができない、ということは一般論としては正しいのですが、細かく見ていくとそうでもない部分が出てきているわけです。

 

 ただ、高卒だと、選ぶことができる職種が限定されてくるのは事実でしょう。可能性が狭まってしまうのは覚悟しておく必要があるかもしれません。

 

 



TOP おすすめ就職サイト 就職活動対策 資格ガイド 就職・転職の疑問解決